あなたの野鳥撮影におけるカメラ選びをサポート致します

野鳥撮影のカメラ選びの基本


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デジタルカメラにより、フィルムのような撮影枚数やISO感度の制限が大幅に緩和されたものの、野鳥撮影は写真の世界では良質な結果を得るのが最も難しい被写体のひとつと言えるかもしれません。

 

 

なんといっても、まずは被写体を見つけるのが難しいことです。どこからか情報を得なければ、たった一枚のシャッターを切るのですら相当なエネルギーを要します。運よく被写体に出会ったとしても、気をつけて接近しなければやはり一枚もシャッターを切る前に飛び去って逃げられてしまうでしょう。更に運よく逃げられずに接近できたとしても、暗くてブレを発生させずに撮るのが難しかったり、背景がうるさい・汚い、前枝や人工物など余計なものが写りこんでしまう、アングルが自由に選べないなど数えるとキリが無いくらいの幾多の困難が待ち受けています。

 

 

被写体となる野鳥の方も、基本的に撮影には全く協力的ではなくちょっとでもご機嫌を損ねると何処へとでも飛び去ってしまいます。よい写真を撮るには彼らのご機嫌を損ねず自然な振る舞いをして頂けるように、撮影者が相当の労力を費やさないといけません。ただし、その費やした労力の分をキッチリ返してくれたり、時にはもの凄いご褒美をいただけることもあるのが自然界であり、その予測できない事象を楽しむことができるのも野鳥撮影の大きな魅力と言えるでしょう。

 

 

上記のように、野鳥撮影は基本的に困難の連続ですが、それら撮影者サイドの苦労をほんの少しだけ和らげてくれる僅かな味方が撮影機材と言えるでしょう。

 

 

野鳥撮影は撮影に至るまで幾多の困難がある上に、一期一会の出会いも多く、失われた時は二度と戻りません。経験を積んだ野鳥カメラマンほど貴重な体験を多くしているものですが、自慢の写真を見せる時には全員が口を揃えて『 この写真は、一生うち二度と撮れない 』という言葉を発するものです。日本人の平均寿命が80歳を超えたとしても、自然界の貴重な瞬間の数に比べるとほんの僅かな期間でしかないと言っても過言ではないでしょう。

 

 

そのような、貴重な瞬間はもしかすると明日、いや今日にも訪れる可能性があるのです

 

 

野鳥写真は”貴重な人生のほんのわずかなひとときを”表現できる数少ない趣味ですので、機材選びは慎重にそして後悔の無いようにすべきです。予算も許せる限界まで出して妥協のないものを選ぶほうが最終的な損失は少なくてすむでしょう。一期一会の貴重なチャンスをモノにする喜び・・・これは光学ファインダーを備えレスポンスに優れた一眼レフカメラでこそその醍醐味が味わえる世界と考えていますので、当サイトではデジスコシステムではなくデジタル一眼レフカメラを中心に話を進めていきます。

 

 

筆者である私も、過去の経験や、実践で役立つサンプルデータをできるだけこのサイトで提供していきますので、閲覧いただいた方に少しでもサポートになれば幸いです。

 

 

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